1923年、サントリーは京都郊外の山崎において、日本初のウイスキー蒸溜所建設に着手します。理想としたのは、日本の風土に育まれ、日本人の繊細な感性と丁寧な施しでつくり出したジャパニーズ・ウイスキー。日本食の繊細な味を好み、洋酒にはまだまだなじみのない日本人の嗜好に合わせるためには、優れたブレンドが不可欠であると考えたのでした。日本の気候や風土を生かした原酒を育てる一方で、サントリーは、日本人の感性や美意識に根ざした、ウイスキーづくりに挑みつづけています。
「甘くなめらかな味わい新山崎」 YAMAZAKI 山崎やまざき ボルドーの赤ワイン樽で熟成山崎から14年ぶりの新製品。さまざまなタイプの原酒の中から、苺のように甘い香りとなめらかな口あたりが特長の「ワイン樽貯蔵モルト」を選び、キーモルトとして使用しました。この「ワイン樽貯蔵モルト」は、ニューポットをホワイトオークの樽で熟成し、樽香が原酒に移り始めた後、フランス・ボルドーの赤ワイン樽で熟成させた、ウイスキーの香味と赤ワイン樽の香味が一体となったモルト原酒です。山崎蒸溜所が持つ多彩な原酒の中から、ブレンダーたちが理想のモルトを選び抜き、生まれたシングルモルト。山崎の伝統であるミズナラ樽貯蔵モルトと、革新のワイン樽貯蔵モルトが出会うことで生まれた、新しい個性。 Tasting Note やわらかく華やかな香り、甘くなめらかな味わいが特徴です。
2022.11.1 火曜日