1525年、イタリア・ミラノ市郊外のサローノ町で生まれたアマレットリキュールの元祖。「恋のお酒」とも言われています。
アマレットの起源はイタリアのルネッサンス時代。
レオナルド・ダ・ヴィンチ学校のルィーニという画家が、若く美しい民宿の女主人に恋をし、彼女をモデルに聖母マリアを描きました。それを知った女主人は杏の核をブランデーに漬け込み、かすかに甘く琥珀色をしたお酒を造って彼に贈ったのです。
そして1600年代、ヨーロッパでは多くの家庭で薬や食前酒として独自のリキュールが造られていました。
1807年、サローノ町で薬屋を営んでいたドメニコレイナ氏が、レイナ家に受け継がれていたアマレットの古いレシピをもとに、「ディサローノアマレット」のレシピを完成させて発売します。
そのお酒の味わいや香りが、ミラノ地方のお菓子「アマレッティ」に似ていたことから、ミラネーゼの間で「サローノ町のアマレット」として評判を呼び、それがそのままブランドネームとなりました。
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「定番を超える定番」を生み出すこと、
それが2022年秋冬のテーマです。
未来に向けて帽子づくりを見つめ直します。