◆清酒特集:清酒飲用にアプローチ 9月は値上げ前仮需で好調 業務用市場回復へ
2022.11.04秋冬の最需要期を迎えた清酒業界。コロナ禍3年目を迎え、家飲み需要は昨年までの反動で減少しているものの、苦戦が続いていた業務用市場は回復してきた。一部メーカーでは、自社サーバーへの不正アクセス事案が発生し、セキュリティーの厳格化など対応に追われた。原材…続きを読む
■テタンジェ■ テタンジェ社は、1734年創業の250年もの歴史があり、パリのホテル・クリヨン、ホテル・コンコルド・ラファイエット、クリスタルグラスのバカラ、ルーブル銀行もテタンジェ・ファミリーが傘下においているフランス財界の名門が所有し、現在では数少なくなった家族経営のシャンパンハウスです。 ランス市郊外に所有するシャトー・ド・ラ・マルケットリー(寄せ木細工城)は、17世紀末、ベネディクト派の修道士のウダール師がシャンパンの製法を見つけたところとされ、オーヴィレール修道院のドン・ぺリニョン師と時期を同じくします。 また、同じランス市に所有するシャンパーニュ伯爵の城の持ち主であった、シャンパーニュ伯爵ティボー4世の名にちなんで、テタンジェのプレステージ・シャンパーニュに「コント・ド・シャンパーニュ(シャンパーニュ伯爵)」と名をつけています。 ティボー4世は、また、十字軍に従軍し、遠くキプロスからこの地方に白ブドウ品種シャルドネ種を持ち帰った人物としても知られ、テタンジェ社のシャンパンは、このシャルドネを他のシャンパン・ハウスよりも多い比率で用いることで、繊細でエレガントさを醸しだしています。 卓越した品質を保つために、テタンジェ社は270haもの自社畑を所有し、その生産量の多く(40%)を自社で収穫したブドウで賄い、瓶詰後は、長い期間を自社の地下セラーにて熟成されます。 テタンジェ社のシャンパンは、日常のあらゆる場面で楽しまれているのは勿論、歴代のフランス大統領主催のエリゼ宮での公式晩餐会にも饗されています。 なお、カリフォルニアでも「ドメーヌ・カーネロス」で高品質のスパークリングおよびスティル・ワインを造ってます。(・・・ハウス詳細へ) ■ブリュット・レゼルヴ■ ブリュット・レゼルヴは、テタンジェのスタンダード・シャンパンです。 毎年、いくつかのヴィンテージのストックされていたワインを、バランス良くブレンドし、瓶内2次発酵後、最低3年間はセラーで熟成させた、贅沢に造られたスタンダード・シャンパンです。
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