WA 97-100 ジェームスサックリング 100
シャトー マルゴー 2018
グラン クリュ第1級。フランスワインの女王と讃えられると讃えられる極めつけの名酒。
メドック地区の赤ワインの中でも最も芳醇かつ優美だとされる、別格の逸品。
近年は、いっそう力強さと深みをそなえ、長い熟成の世界を誇っています。
シャトー マルゴーの歴史と名声は、この土地に宿る卓越した力だけでなく、5世紀にわたり尽力してきた人々の力の賜物です。木の発酵槽を使い、熟成には主にボルドーとコニャックの樽会社5-6社から購入した樽を使用します。
アロマのエレガントさ、濃醇なまでに凝縮された力強い味わいの中に、きめ細かいタンニン、そして繊細さと気品が宝石のように輝きます。
【赤ワイン】【フルボディ】
■シャトー・マルゴー■ メドック地区四大シャトーのひとつで、ワインの女王にたとえられるボルドーワインの中でも「ボルドーの女王」と呼ばれています。 その歴史は古く、すでに16世紀には名声を残しており、ルイ15世の寵妃マダム・デュ・バリ、マルクス主義で有名なエンゲルス、文豪ヘミングウェイなど多くの著名人を魅了し、中でも、ヘミングウェイは生まれたばかりの孫娘に「このワインのように女性らしく魅力的に育つように・・・・」と"マーゴ(マルゴーの英語読み)"という名を贈り、この娘が後に映画女優のマーゴ・ヘミングウェイになったことはよく知られているところです。 17世紀には、赤ブドウと白ブドウの樹を区別し、赤ブドウからは赤ワインを、白ブドウからは白ワインをという歴史的貢献を果たすことになる試みをおこない、ボルドーの「グラン・ヴァン(偉大なワイン)」の名声を確立。 その後は、所有者が転々と変わり、1950年に株を買い占めたボルドーのネゴシアンのジネステ社の手に渡りますが、オイルショックやボルドーワイン大暴落のワインゲート事件の影響を受け痛手を負い、1977年にアンドレ・メンツェロプーロスが買収しエミル・ペイノー博士の指導のもと伝統的なワイン造りを理想とした徹底的な改革を施し、メドックワインのトップとして安定した高品質のワインを産出しています。 1992年より、イタリアのフィアットが資本参加しますが、総支配人のポール・ポンタリエとともに父アンドレを跡を引き継いだコリーヌ・メンツェプーロ女史がス引き続いて運営しています。 2003年、コリーヌ・メンツェロプーロス氏がフィアットより全ての所有権を購入し、単独所有者となっています。(・・・詳細&一覧)
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