昔ながらの生型鋳造で、職人が一つ一つ職人が手作業で仕上げました。
上下が重なり合って1つになるデザインで、旅行の車内やお花見などアウトドアにもコンパクトに携帯できます。
お酒の好きな方や、お世話になった方への贈り物にもおすすめですよ。
■富山県高岡市の職人が、一つ一つ丁寧に作りました。上下が重なり合うぐい呑みのセットです。
富山県高岡市に400年伝わる「鋳物」の加工技術により、能作が錫100%で作りあげました。上下が重なり合って1つになるデザインで、旅行の車内やお花見などアウトドアにもコンパクトに携帯できます。
錫は熱伝導率が高いため、器を1、2分冷蔵庫で冷やすと、更にキリッと冷えた冷酒がお楽しみ頂けます。また、錫のイオン効果により雑味が抜け、まろやかでコクのある1杯になるでしょう。ぬる燗までの温度でも、美味しく頂けます。
器を冷やして冷酒にしたり、そのままお酒のコクを味わったり、お酒の席をより楽しいひとときにしてくれますよ。
昔ながらの生型鋳造で、一つ一つ職人が手作業で仕上げました。お酒の好きな方や、お世話になった方への贈り物にもおすすめです。
■純度100%の錫(すず)。飲みものがまろやかに美味しく。
金、銀に次ぐ高価な金属として知られる錫は、酸化しにくく 抗菌作用が強いという特性をもっています。その歴史は古く、紀元前1500年頃の古代エジプト王朝では錫の道具が用いられていたと推測され、日本でも正倉院に錫製の宝物が収められています。
また、古くから「錫の器に入れた水は腐らない」や「お酒の雑味が抜けて美味しくなる」などと言われ 酒器や茶器などに使われてきました。
能作の錫は、純度100%です。通常は、仕上げ加工をしやすくするために他の金属材料をくわえて硬くしますが、能作の錫はそれらを一切含みません。
純度100%の錫は非常に柔らかく、形状や厚さにもよりますが手で容易に曲げることができます。曲げる時にピキピキという高い音がしますが、これは錫の分子が擦れ合う音でTin Cry (錫鳴き)と呼ばれています。
金属でありながらも人肌に馴染む錫を、生活の様々なシーンでお楽しみください。
■お手入れ方法
能作の商品はすべて、鋳造(ちゅうぞう)という技法を用いて作られています。
鋳造とは、溶かした金属を型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法のことです。
金属を流し込む型を鋳型(いがた)、その型から取り出してできた金属製品は鋳物(いもの)。能作は、素材特性を最大限に引き出すべく 様々な鋳造方法・加工技術を用いることで 鋳物の可能性を拡げ続けて参ります。
商品を長くお使いいただくために、お手入れ方法とご注意いただきたいポイントをご紹介しています。
* ご使用後は柔らかいスポンジを用いて、台所用中性洗剤(中性)で洗ってください。
* 光沢が鈍くなってきた時は、重曹をご使用ください。
* 融点が低いため、火気の近くに置かないでください。
* 電子レンジではご使用になれません。
* 食器洗浄機や乾燥機はご使用になれません。
* たわし等でこすらないでください。
* 低温により錫が変質するおそれがあるため、冷凍庫には入れないでください。また、冷蔵庫での長時間の保管もお控えください。
■能作について
富山県高岡市は慶長14年(1609)、加賀藩主の前田利長が “高岡”の町を開いたことを機に、“商工業の町”としての発展を遂げることになりました。開町から2年後の慶長16年、前田利長が現在の金屋町に7人の鋳物師(いもじ)を招いたのが、高岡銅器の長い歴史の始まりです。
株式会社 能作は大正5年(1916)、この高岡の地に400年伝わる鋳造技術を用いて仏具製造を開始しました。鋳造とは、溶かした金属を型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法をいいます。金属を流し込む型を鋳型(いがた)、その型から取り出してできた金属製品が鋳物(いもの)です。
能作は、素材特性を最大限に引き出すべく 様々な鋳造方法・加工技術を用いることで 鋳物の可能性を拡げ続けています。
創業当時は仏具、茶道具、花器を中心に、くわえて近年はテーブルウェアやインテリア雑貨、照明器具や建築金物などを手掛けていました。風鈴やテーブルウェアの凛とした佇まいも、高度な鋳造技術や丁寧な仕上げ加工によるものですが、本社工場では 先人により培われてきた生型鋳造法にくわえ 近年はシリコン鋳造法を開発し、鋳造方法の研究や新業種(医療分野)とのものづくりにも着手。柔軟な人員配置と産地内の職人ネットワークにより、様々なご依頼や皆様の期待にお応えしています。
より能(よ)い鋳物を、より能(よ)く作る;
能作はこれからも、技術と素材を最大限に生かすデザインを探求し続け、高岡の地で人に愛され 地域に誇れるものづくりを目指します。