寿命切れ電池を時計に入れたまま放置しておくと、電池が膨らんだり漏液し、時計に悪い影響を与える恐れがあります。
なるべく早く新しい電池と交換することをおすすめします。
●腕時計用酸化銀電池(0%Hg無水銀電池)
●公称電圧:1.55V
●サイズ:直径 9.5×高さ 2.70(mm)
●製造国:Made in Japan
●使用推奨期限:2024年6月
●以下の番号の電池と同じ規格です。
395(RENATA)、SB-AP(SEIKO)、280-48(CITIZEN)
(例:SR927SWとレナタ395は同じ規格の電池になります。)
【時計用酸化銀電池(無水銀)の特長】
●エコロジー
新しいテクノロジーの導入、採用により、環境負荷の大きい水銀や鉛を未使用とすることが出来ました。
●優れた耐漏液性
新封口構造の採用と高性能封口マシーンの導入により、無水銀にも拘わらず、優れた耐漏液性を実現しています。
●高い信頼性
超精密電子デバイス製造環境と同等のクリーンルーム生産により、コンタミネーションを徹底的に防止し、高い信頼性を実現しています。
※電池やパッケージのデザインが予告なく変更になる場合がございます。
電池交換作業はお客様の自己責任でお願いします。作業時の破損、不具合、ケガなどがございましても当店では一切責任は負いませんのでご了承ください。当店への電池の持ち込みはご遠慮ください。持ち込み頂きましても通常料金での電池交換となります。 酸化銀電池の電圧測定は、必ず時計にセットする前にデジタルマルチメーターで行ってください。
なお、メンテナンスをしていない時計(電池の消耗が早い時計や電池を交換しても動かない時計)は、内部ムーブメント内の油汚れや内装部品の故障が原因と思われますので、オーバーホール(分解掃除)やムーブメントの交換が必要となります。
ムーブメント内部に油汚れ・油切れがあると、歯車が回転しにくくなりますので、無理に歯車を回そうとして電池の消耗が正常時より多くなったり、歯車が途中で止まってしまうことがあります。そのため、電池だけを何回交換しても正常に直ることはありませんので修理が必要となります。
時計の動作に少しでもご不安な点がございましたら、ご購入せずに時計メーカーや時計専門店へ時計のメンテナンスをご依頼頂けますようお願い申し上げます。
<電圧測定について>
アナログテスターの場合は、大きな電流を流しながら測定する方式のため、酸化銀電池の特性に合っておらず正しく測定できません。ボタン形電池の測定が可能として販売している機器の中でも、同じ原理で測定している機器では、正しく測定できない場合があります。
正確に測定する場合には、デジタルマルチメーター(テスター)という名称の計測器で、入力抵抗が1MΩ(メガオーム)以上のもので測定してください。(簡易的な測定器では、電圧測定しないで下さい。まれに電池が使用できなくなる場合があります。)
電池交換や判定(測定)は、自己責任で行なって下さい。
(なお、テスターで電池残量は測定できません。テスターは電圧測定する機器です。)
★「SR927SW」と「SR927W」の電池はどちらも同じサイズの電池ですが、
「SR927SW」は低電流用の電池で、主に大電流を必要としないアナログ式(針式)でアラームやライトなどの機能が付いていない時計に適しています。
「SR927W」は大電流用の電池で、主に大電流を必要とするアラーム機能やライトなどの機能が付いている時計に適しています。(デジタル時計、アナログ×デジタル時計など)